サポート紹介

SPDシステム(医療材料物流管理システム)

医療用消耗品

医療用消耗品当社はSPDシステムを推進しております。
病院における医療材料や医療用消耗品の購入に関する発注・院内物流・定数管理などの業務を受託し、同時に医療材料や医療用消耗品の供給を行う。過剰在庫や期限切れ製品の把握と防止ができ、購入価格の抑制や不良在庫の削減など病院側のメリットにつながり、また統計処理等も容易となることが考えられます。

従来の管理の仕組み(部物品請求方式)

これまで各病医院においては、多様な物品を各部門に定量(定数)で備え、一定期間経過後に使用した物に関して供給部門(用度課あるいは中央材料室等)に物品請求書を提出し、その請求伝票に決済してもらい、不足物品の供給を得る仕組みをとってきました。
しかし、この仕組みでは、請求する部門で働いている看護師をはじめそれぞれの専門職までが、本来の職務を離れて物品を逐一点検し、定数の確認をして発注書を書かなければなりません。
しかも、最近では医薬品や医療用消耗品の多品種化に伴い、使用部門の常備されている物品が多くなり、定数確認に時間を要したり、死蔵品や不良在庫の原因となっています。

SPDシステムを使った供給管理

SPDシステムを使った供給管理従来の物品請求方式のような煩雑さを解消し、効率的な物品管理を実現するため、最近では「SPDシステム」といわれる仕組みが導入され始めています。
この仕組みは、欧米の病院にその起源を有するもので、物品管理機能を一元化してすべての供給物品の搬入、処理、再生、保管、発送を集中管理するシステムです。
既に、このシステムを導入している病院においては、規模の大小を問わず平均して約10%程度の物品コストの削減が図られたとの調査結果も出ているように、今後、病医院経営にとってはなくてはならないシステムだといえます。

SPDとは

SPDとは、【Supply Processing & Distribution】の略語で、物品の供給、在庫、加工などの物流管理を中央化および外注化することにより、診療現場の物品を柔軟かつ円滑に管理しようとする方法のことです。
病医院の医療材料の管理や煩雑な業務を軽減し、その煩雑な業務を当社が担当し病医院の経営を効率化させたいと考えております。

SPD

SPD

【SPD】導入目的の明確化

「SPD」を導入することにあたり、まずはその目的を明確にしなければなりません。なぜそのシステムを必要とするのかという目的がはっきりしていなければ、必ず失敗すると言っても過言ではありません。なぜなら、このシステムは用度課などの限られた部署内で完結するものではないからです。多岐にわたる部署に関連付けられたものであり、それらの部署の同意が得られなければ前には進みません。
逆に、この目的の明確化が図れれば、すべての力を同一の目的のために結集することができますし、非常に効率も上がります。
ですから、目的を決定するためにも現状の問題点を列挙し、その改善策の一つとして「SPD」導入が考えられるわけです。

こんな問題はありませんか?

SPD導入効果

SPD導入効果

センター型方式SPDシステムとは

「従来型SPDシステム」から「センター型方式SPDシステム」への提案

「従来型SPDシステム」から「センター型方式SPDシステム」への提案これまでのSPDシステムでは、SPDセンターと病医院間での流れしかありませんでした。
当社では、この考えをさらに発展させ、SPDセンターを中心におき、各病医院のネットワークを構築し病医院間の連携を実現させ、SPDセンターで各医療機関を集中管理をすることにより、より効率的な物流システムが構築出来ると考えております。

「従来型SPDシステム」から「センター型方式SPDシステム」への提案